「僕は、死なない」私も、死なない


どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


今日は、久しぶりに本のご紹介です!!


もうね、絶対絶対読んで欲しい!!人生のバイブルになる本だと思う!


ガンの体験記は何冊か読んだんですが、この本は一番感情が揺さぶられました。


おかげで自分のガンが痛み出しちゃったほど(笑)


あ、今はすっかり治って、むしろ過去1元気なので、ご心配なく。


でも、そうなれたのも、この本のおかげだと思っています。


私の体調を悪化させて、同時に元気にさせてくれたのは、この本。


ガンとの戦いが、サレンダー(明け渡す、手放す、委ねる)に変わる


この本は、読んでみるとわかりますが、ある地点を境にして雰囲気がガラリと変わります。


まるで、そこで生まれ変わったかのように、著者のガンとの向き合い方が180度変わるんです。


その地点を境に前半、後半と分けるならば、前半部分はガンとの戦いの記録、後半部分はサレンダー(明け渡す、手放す、委ねる)の記録。


ガンとの戦い


ガンと戦っている時の著者は、本当にストイックで読んでいるこちらまで、息苦しくなるほど……。


もともと、仕事もバリバリこなす、アクティブな方で、ガンにいいと言われるものを、片っ端から試していきます。


厳しい食事制限で、味気なくなった食事は、もはや栄養補給のための単なる作業。


ありがとうを10万回言ったら、ガンが治ったという話を聞けば、四六時中、心の中でありがとうを繰り返す。


毎日ガンのことばかり考え、その対策で1日が過ぎていく……。

頭を抱えて悩む男性の写真


3ヶ月後に自分が生きているイメージが持てず、無意識に死神と会話をしている。


少しでもネガティブに考えると、もうそこから抜け出せなくなるからと、24時間、常にポジティブでいようとしたり、これだけガンにいいと言われていることをしているんだから、ガンが進行するはずがないと、無理矢理自分に言い聞かせてみたり……。


はたまた、酒もタバコもやらずに食べ物にも気をつけて、運動もしてきたのに、どうして自分がガンになるんだ!もっと不摂生している人はたくさんいるのに!不公平だ!と神様に怒ってみたり……。

心理的危険状態


気持ちにゆとりがなく、常に何かに追いかけられているような状態……


これって、ガンと言われた方は、ほとんど一度は陥る心理状態だと思います。


心理的危険状態とは、脳が緊急事態モード(戦うか、逃げるか)になっている状態。


この状態の時の脳って、一つのことを集中してじっくり考えたり、理性的な判断ができなくなっています。

女性がベットで頭を抱えて寝転んでいる写真


そりゃそうです、命が危険にさらされている時に、優雅に「どうしよっかな〜」なんて考えてたら死んでしまうから(汗)


でもガンというのは、心筋梗塞や脳梗塞なんかと違って、1分1秒を争うような病気ではありません。


むしろ、何年、何十年と、長い期間付き合っていかなければいけない病気。


だから、本当は、じっくりガンと向き合わなければいけないんです。


でも、心理的危険状態にある脳では、それは不可能。


著者も、死の恐怖に苛まれたり、無理矢理ポジティブに逃げたり、ガンになったことに怒りを覚えたりと、前半は全くガンと向き合えずに過ごしています。

それに追い討ちをかける医師の呪いの言葉


著者が出会った数々の医師、セラピストは、見事なほどキレイに2パターンに分かれます。


言葉を選ばずに言うと、患者を生かす医師、セラピストと患者を殺す医師、セラピストです。


「殺す」という言葉は、ちょっと言い過ぎかなとも思いましたが、あえて使いました。


言葉の力って、私たちが思っている以上に大きなものです。


特に命に関わる病気を患っている人にとっては、その命を左右しかねないと私は思います。


もちろん、医師である以上、1人でも多くの人を救おうとしていらっしゃるんだと思います。


でもだからこそ、お医者さんは、ご自分の言葉の威力を肝に銘じておいて欲しい。


著者が、ガンを宣告された病院の先生は、初めから治ることを諦め、悪化する前提で話を進めます。


それでもまだ、初めは同情が感じられたので、誠実さゆえの「ガンと戦うことへの無力感」なのだろうと、著者は受け入れます。


しかし、代替医療を選択した途端、病気が進行することで苦しむ様子を詳細に患者に伝えたんです。そして、その後の一切の診察と経過観察の拒否。


まるで、弱っている人に石を投げつけるかのように思えて、怒りを覚えてしまいました。

怒った子供の写真


で、自分の体調まで悪くなっちゃったんですよね〜……。イカンイカン。


でも、自分に直接向けられた言葉じゃないのに、これだけ影響があるのだから、直接この言葉を投げられた、著者のショックは計り知れないものがあります。


事実、この言葉を投げられた日から、明らかに体調を崩し、まさに呪いのように、先生の言葉の通りに悪化して行ったんです。


読んでいて、ちょっと鳥肌が立ちました。

西洋医学とか代替医療とか関係なく、寄り添ってくれる医師かどうかが大事


呪いの言葉をかけたのは、西洋医学の医師でしたが、かと言って、代替医療の医師が、みんな、患者をありのまま受け入れてくれるかと言うと、当たり前ですが、そんなことはありません。


むしろ、この本の中の医師のように、西洋医学をあまりにも敵視しすぎて、痛みを訴えても対処してくれなかったり、気持ちに寄り添ってくれない医師では、心理的危険状態から抜け出すのは難しいと思います。


心理的危険状態だけで判断することはできませんが、著者が代替医療で思わしい結果が出なかったのは、医師との信頼関係が気づけなかったことも関係しているんじゃないかなと思います。

でもそれ以上に、治癒を信じてくれる人がたくさんいた


ただ、救いだったのが、こんな残酷な言葉を投げる医師がいる一方で、「あなたは絶対治る」と言ってくれる医師や、周りの人がいたと言うこと。


そして何よりも大きかったのが、家族が著者の選択を否定せず、とことん付き合ってくれたこと。

夕日を背に4人が手を繋いだ写真


著者の人徳だと思いますが、治癒を信じてくれる、たくさんの人がいたから、ガンとの戦いから抜け出せたんだと思うんです。


自分のことを丸ごと受け入れてくれる人の存在って、病気を抱えている人にとっては医師よりも大きな存在なんじゃないかと思います。


医師がそういう存在だったら、言うことないんですけど……。


西洋医学を選択しない場合、今の日本では、なかなか難しいのかもしれませんが……。

そして訪れた、サレンダーの瞬間


代替医療で思わしい成果がでず、諦めて病院に入院する決断をした著者は、入院前の数日間に、奇跡的な巡り合わせで人生最大の課題と向き合うことになります。


結果、今まで見ないようにして来た、弱く、ダメな自分をありのまま受け入れ、サレンダーが訪れます。


つまり、ガンとの戦いをやめたんです。

完全に白旗です……。神様、降参です……。(中略)


そうか、もう抵抗するのはやめよう。もう握りしめるのはやめよう。


できることは何もないんだから、全て委ねよう。もう、お任せしよう。お任せするしか、ないじゃんか。(中略)


さぁー、楽しむぞー。ワクワクしてきた。


もう、戦わなくていいんだ。僕はいったい、今までいったい何と戦って来たんだろう?


戦わないって、なんて楽なんだろう。


見て頂けば分かるように、ガンとの戦いをやめて以降の記述は、文章から受ける雰囲気がガラリと変わり、使われる言葉もそれまでと全く変わります。


食事は、味気ない栄養補給のための作業になっていたけれど、病院で出された食事を食べて、そのおいしさに感動したり、ニコニコしたり。

白壁にピンクの文字でBE HAPPYと書かれている写真


一番印象的なのは、あんなに敵対視していたガンに「完敗した」と言っているところです。


それどころか、「ガンでも幸せ。ガンじゃなくても幸せ。どっちも同じ。死ぬことなんて怖くないじゃないか」とまで言っています。


あんなにも死の恐怖に囚われていたのに。


気持ちにゆとりがなく、常に何かに追いかけられていた著者は、もうどこにもいません。まるで別人。

ガンは自分から生まれたもの。ガンと戦うことは自分自身と戦うこと


「病気になった時、ほとんどの人は、何で自分が、自分は何て運が悪いんだと、自分を犠牲者だと思う。


しかし、病気の原因を突き詰めてみると、生活習慣やストレスなど実は加害者であることが多いことに気づいていない」と本の中にありました。


自分を犠牲者だと思うから、ガンを敵視し戦おうとしてしまう。


でも、ガンが自分の細胞から生まれたことを考えると、戦っている相手は、実は自分自身なんじゃないかと思うんです。

黒い手袋をして持った割れた鏡にメガネの女性が写っている写真


そして本の中には「自分と戦っても勝てません。傷つくだけです。自分の中に敵を作ると、その敵はどんどん強くなります。


負けまいとすればするほど強くなる」とも書いてありました。


それに気づいた著者は、ガンとの戦いをやめて生還できたのかなと思います。


私自身もガンと戦っていないから、どんどん小さくなってくれているんじゃないかと思っています。


人生を主人公として体験するか、犠牲者として体験するか


全ての出来事は自分で決めて、自分で起こしていると言う視点を持つ、それが、自分の人生を主人公として体験すると言うこと、と、著者は言っています。


さっきも書いたように、自分を犠牲者としてしまうから、敵ができてしまって、そうすると戦わざるを得なくなって、ハードモードの人生になってしまうと思うんです。

霧がかかった森の中


自分で決めて自分で起こしているなら、この本に出て来たような、医師のネガティブな予言めいたことも受け入れる必要はなくなります。自分の命を決めるのも自分ですから。


死は、どんな人間にも平等に訪れる、避けられないもの。


それならば、恐れ慄いて過ごすより、その時が来た時、「いい人生だった」と言えるように生きていたいと思うんです。

2人に1人がガンになる時代


ガンなんて、自分には関係ないと思いますか?


まさか自分がガンになるはずがないと思いますか?


私を含めて、ガンの人はきっと、みんなそう思っていたと思います。


でも、日本人の死因の1位はガンで、2人に1人がガンになると言われているのは事実です。


人ごとじゃないんです。本当に。


そして、いざ、自分や家族がガンになって、心理的危険な状態になってしまったら、正常な判断はできなくなってしまう。


だからこそ、元気な時に考えておくことが重要なんです。


もし、縁あって、このブログを見てくださったのなら……これをきっかけにしてもらえたら、嬉しいなと思います。


是非、この本、読んでみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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