年末年始は声が出なくなるのがお約束だった私が、風邪をひかなくなった理由

どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


いよいよ、冬らしい気候になってきましたね。夏大好きな私としては、冬は苦手な季節……


アトピーの状態もかなり悪化する時期ですし、何となく調子が出ない時期です。


でもね、そんなベストじゃないこの時期でも風邪はほとんどひかないんですよ。


とはいえ30代前半の頃までは、お約束のように12月になると風邪ひいて声が出なくなるというのを毎年繰り返してました。


小児喘息だったこともあり、気管支が弱いので、風邪は喉からきて咳が2週間くらい続いて、最後声が出なくなるっていうのが毎回のパターンでした。


咳ってすごく体力を消耗するじゃないですか。呼吸も浅くなるし。でもそれが、いつからなのかはっきりとは覚えていませんが、なくなってたんです。


今って風邪ひいたとしても熱がガッと上がって下がれば元気。以前みたいにダラダラ咳が続いて、なかなか治りきらないみたいのがないので楽です。


どうして、そんな風に変わったのか考えてみるといくつか思い当たることがありました。

口呼吸から鼻呼吸になったこと

・鼻炎持ちで、年中ティッシュが手放せない状態でした。


そうなると、当然鼻で呼吸はできないのでいつも口がポカンと空いている状態。口で呼吸すると口の中が乾燥します。


唾液には殺菌作用がありますが口で呼吸していると常に唾液が乾いてしまっている状態。なので、ウイルスが繁殖しやすくなり、喉の痛みや風邪の原因に。


冬はただでさえ、空気が乾燥しているし加えて気温も下がっています。


鼻で呼吸すれば、気管に到達するまでに空気が温められますが、口で呼吸してしまうと冷たい空気がダイレクトに気管に入ってきます。それが刺激となって、咳が出やすくなってしまいます。


口は食事するための器官であって呼吸器官ではないんです。


・きっかけは歯列矯正


口呼吸しかできなかった私が鼻呼吸ができるようになったきっかけは歯列矯正でした。


呼吸の話をしているのに歯?って思ったかも知れませんが、口呼吸をしていると歯並びって悪くなっちゃうんですよ。

甘く見ると怖い口呼吸!噛み合わせを狂わせる原因に

私はパッと見、歯並びが悪そうには見えなかったのですが前歯と前歯が噛み合わない開咬という状態でした。


矯正をするために歯科医院に行ったら、「紹介状書くから、まず耳鼻科に行きなさい。口呼吸を治さないと矯正しても元に戻るから」と、言われて、初めて耳鼻科に行きました。


物心ついた時から、口で呼吸してたので自分では気がつかなかったけど、鼻で呼吸できるようになると今まで、全然、息吸えてなかったんだなってことにビックリしました。


そのくらい呼吸は浅かったし、常に口の中はカラッカラだったので、風邪ひきやすい要素しかない!ついでに虫歯にもなりやすいし着色汚れもつきやすい。


あの頃はクリーニングしてもらっても1ヶ月ほどで着色汚れがついてしまって「タバコ吸う?」って聞かれたりしてました。ちなみに喫煙経験はゼロで着色汚れの原因は、コーヒーやお茶だと思います。


あの時、先生が耳鼻科に行くように言ってくれたおかげで鼻呼吸できるようになったので、本当に感謝しています。


ちなみに、開咬という症例はかなり難しく、少なくとも2年はかかると思っていたのに、ピッタリ1年で終わらせてくれました。通常、矯正の時はスペースを作るために前から4番目の歯を抜くことが多いのですが抜歯なしでした。


親知らずは、元々抜いていて4本ともなかったのですが「えー、抜いたの?もったいない!」って言われたので、状態にもよると思いますが、親知らずも抜かないでいけたかもしれません。


基本的に無駄な抜歯はしない方針の先生でかなり腕が良くて有名な先生。オススメです。


ごんどう矯正歯科

・口呼吸していると鼻で呼吸できなくなる。


もう一つ、大事なことが意識して鼻呼吸に切り替えていくことです。


人が通らなくなった道って、草が生い茂ってどんどん狭くなって、やがては道がなくなってしまうように、鼻で呼吸をしていないと空気の通り道が狭くなって、ますます呼吸できなくなってしまうそうです。


口呼吸が癖になっていると、鼻が通ってても気がつくと口で呼吸してしまうんですよ。私は、とにかく歯並びをキレイにしたい一心で、暇さえあれば鼻呼吸のことばかり考えてました(笑)


ちなみに鼻が詰まって鼻呼吸できない時はこちらを試してみてください↓

鼻づまりを治すエクササイズ

・鼻から静かに小さく息を吸い、鼻から静かに小さく息を吐く

・息を止めたまま歩けるところまで歩く(中度から強度の息苦しさを感じるまでだが、やりすぎないこと)

・呼吸を再開するときも、必ず鼻で呼吸してすぐに静かな呼吸に戻す

・呼吸を再開すると最初の呼吸は通常よりも大きくなるだろうが、そのまま大きい呼吸を続けるのではなく、2回目、3回目の呼吸を抑え、できるだけ早く通常の呼吸に戻すこと

・1分から2分待ち、また先ほどのように息を止める

・長く息を止めていられるようになるには、最初からがんばりすぎないこと(息を止めている間の歩数は少しずつ増やしていく)

・このエクササイズを6回くり返し、かなり強く息苦しさを感じる状況をつくる

パトリック・マキューン. トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1094-1096). Kindle 版.



イソジンでうがいするくらいなら、塩水で鼻うがい


これはヨガインストラクター養成講座を受けていた時に教えてもらったのですが、塩水で鼻うがいをするというもの。


ヨガの鼻うがいは「ジャラネティ」といって専用のポットを使うのですが、私はめんどくさいので、コップにひとつまみの塩を入れて、ぬるま湯を入れ片方の鼻から吸い上げて反対側から出したり口から出したりしています。


塩分濃度は大体0.9%くらい。これなら鼻に水が入っても全然痛くないです。不安ならドラックストアなどで売っている生理食塩水を使えば大丈夫です!


涙や鼻水が出ても目や鼻が痛くなることはありませんよね。でも真水や海水が入るととても痛い。


それは真水や海水と涙、鼻水の塩分濃度が違うから。0.9%の食塩水というのは涙や鼻水と同じ塩分濃度なので、痛みを感じずにうがいできちゃうというわけ。


終わったら軽く鼻をかんで終了。仕上げに立ったまま前屈するように頭を下げて鼻からゆっくり息を吐き出すと残っている水が出てきます。

くない!鼻うがいの正しいやり方

このサイトでは朝晩やるように書いてありますが、私が教えてもらった時は、水が残ったまま寝てしまうと良くないから夜はしない方がいいと言われました。


私はイソジンの味が嫌いで、うがいするの大嫌いだったんですが、これだとしょっぱくもないしスッキリするので好きです!

鼻うがい&鼻呼吸で元気な体を手に入れよう


この習慣を始めてから、咳はおろか、喉が痛くなることもほとんどなくなりました。あと、直接関係あるかわからないけど、口内炎が全然できなくなった。


以前は口の中を噛んだりしてしまったらほぼ100%口内炎になって、しかもなかなか治らなかったのに……。鼻呼吸することで、免疫力が上がったのかもしれません。


とにかく、いいことづくめなので、是非、この機会にご自分の呼吸、見直してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!