美味しいチャイが飲みたくて
どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!
突然ですが、私は最近チャイにハマっています。
と、言うのも行きつけのカフェ、リリーバリーのチャイが、あまりに美味すぎたんです。

もくじ
チャイはどちらかというと、好きではなかった
私は元々、生姜があまり好きではありませんでした。
と、言っても、冷奴とかの上に乗ってる、生の、薬味としての生姜は好きなんです。
でも調理されているもの……熱が加えられていたり、さらに甘みが加えられてると……苦手。
スパイシーで辛いのは好きなんですけど、スパイシーで甘いものがどうもダメ。
ジンジャーエールも好きじゃなかった。

おなじスパイスでも、シナモンはむしろ好き。
それは、私の中で、シナモンは甘いものとセットにされるスパイスっていう認識があったからだと思います。
なので、生姜が入っていないチャイは好きでした。
だけど、生姜が入ってるチャイは、「甘いのにスパイシーって、ちょっと意味わかんない……」って感じでした。
ここ数年で味覚の大変革が起こっている……
ただただ、お気に入りの食べ物たちをアップするという、私のInstagramにも、最近書いたのですが、
ここ数年、私の味覚に大変革が起こっているのです。
そもそも私は、料理の甘い味付けっていうのがどうも苦手だったんです。
しょっぱい、辛い、酸っぱいは大好きだったんですけど。
子供の頃、親に隠れてこっそり、砂糖……ではなくて、塩を舐めてたほど(笑)
高校生時代が一番甘いものが食べられない時期で、ジュースなんてもってのほか。毎日、爽健美茶一択。
ケーキ(特にスポンジ)が食べられなくて、ケーキバイキングに大喜びする友人の気持ちが理解できなかった……。
ちなみに、この頃、食欲は人生で一番旺盛な時期で、1日5食くらい食べてました(汗)
朝、コンビニでパンを買い、補習が終わって瞬食(一瞬で食べ終わる)
2限と3限の間の5分休みで、持ってきたお弁当を完食、または半食
昼休みは、お弁当の残りがあればそれと、パンかおにぎりか。ないしは学食で普通に食事。
放課後は最寄駅のマクドナルドでハッピーセット(ナゲットとポテトのやつ)

家に帰って普通に夕ご飯。
このような状態ですから、バイキングであれば、いくらでも食べる自信はあったのですが、こと、甘いものになると、途端に食べられなくなっちゃうのです。
1日で5食もしていながら、ハーゲンダッツのカップアイスのバニラが1つ食べきれなかったんですよ、甘すぎて(笑)
ちなみに辛いものはというと……
この頃は、甘いものは全然ダメだけど、辛いものは異常なほど好きでした。
もう、何にでも一味唐辛子かける人。
料理作ってくれる人に嫌われるタイプ(笑)
母には「あんたの食べる分だけ、味付けせんよ!!」と、よく怒鳴られておりました……。
私が食べた後のうどんのスープが真っ赤で、弟がそれをみて震えてました(笑)
もう、辛いを通り越して、痛い(辛さって味覚じゃなく痛覚らしいです)くらいのをヒィヒィ言いながら食べてました。
私の行きつけのカレー屋さん、マサラキッチンは、一般的な日本のカレー屋さんと比べると、辛め……というか、
辛口(+2)がちゃんと辛い(他のお店のは激辛にしても、これ辛いか?って感じてしまってました)んですが、

そのマサラキッチンで、絶頂期は+6を食べてました。
さすがに、食べた後は食道というか胃が熱かったけど(笑)
甘い味付けが無性に食べたくなる
そんな私が、ここ1〜2年かな……、辛いものは好きなんだけど、そんなに辛さを欲さなくなってきました。
そして逆に甘い味付けのものが食べたくなってきた。
例えば魚の煮付けとか、味噌煮とか。

お味噌汁に玉ねぎとかカボチャが入っていると、「しょっぱい汁に甘い具を入れるな!」と若干イラッと(笑)してたのに
甘じょっぱいお味噌汁が飲みたいがために、わざわざ玉ねぎやかぼちゃを買ってきたり。(そして余る……)
話はチャイに戻る
そんなこんなで、以前だったらハマるはずのない、スパイシー+甘さのチャイに大ハマりしてしまったわけです。
リリーバリーのチャイは牛乳でなく、豆乳で作ってあるんです。
豆乳、好きなんですけど、あっためると独特の匂いがしませんか?
豆乳自体、独特の風味があって、それが良かったりもするけど、ソイラテとかチャイとか、他の飲み物と混ざった時に
その風味が、あんまり好きではないんですよね、私は。

でもね、リリーバリーのはないんですよね、豆乳臭さが。全く。
そして、味が、濃い。
最近はリリーバリーに行くたびチャイを飲んでいます(下手したら2杯飲む時も)
もう、毎日でも飲みたい!!
問題は、リリーバリーが歩いて行ける範囲内ではないということ。
流石に毎日は通えないので、同じものは無理にしても、似たようなものを自分で作れないかなという考えに至ったのです。
豆乳臭さを出さないコツは、豆乳を入れる前の段階で、原液をかなり煮詰めて煮詰めて……
煮詰まったところで、豆乳を入れて温まったら、すぐ火を止める(50℃くらいでキープ)
文字にするとたったの2行ですが……
料理が苦手な私には、なかなかのミッション。
本の通りに作っているはずなのに、タネが柔らかすぎて、とても成形できない状態になって、
そのまま強行突破したら、外はコゲ過ぎくらいに揚がっているのに、中はドロドロのドーナツを作成してしまったりする人ですから……。
でも、今回は食欲(飲欲?)に負けて、とりあえず近くのサニーで材料を揃えて、作ってみました。


早速ズボラを発揮して、材料を入れる順番とか、温度計ったりとか、そういう工程をぶっ飛ばして作りました(え……)
でも、店長さんのアドバイスを聞いていたおかげか、思ったより、ちゃんとできた!
そこそこ美味しかったです。
ただ、豆乳が煮詰まってドロドロしているのに、味は薄い……という状態だったので、次はちゃんと調べて、温度も計って作ってみようと思います。
新しいことは、めんどくさいし、うまくいかないのが当然
私たちの脳って、体全体に大して2%の体積しかないのに、18%のエネルギーを消費するという、大飯食らいの臓器です。(なんか親近感w)
だから、なるべく、省エネしようとするんです。
子供と違って、大人の場合、いつも使う神経回路しか残っていないので(3歳までに使わない回路は刈り込まれると言われています)
新しいことをする場合は、神経回路を新たに作るところから始めないといけません。

省エネしたいのに、たくさんのエネルギーを消費することをしようとするので、脳は抵抗します。
新しいことを始める時って、もどかしくってモヤモヤしませんか?
それって、まさに脳が抵抗している証です。
でも、そのモヤモヤを乗り越えて、神経回路を作ってしまえば、スムーズにできるようになるんです。
大人脳にとっての課題は、このモヤモヤ期を乗り越えられるかどうか。
私のレッスンも超モヤモヤします(たぶん)
私のヨガのレッスンでは、立っている時、座っている時、歩く時といった、日常生活を行う際の体の使い方をお伝えしています。
ほとんどの方が、立つ、座る、歩くという動作は、ほぼ無意識で行っていると思います。
つまり、もう神経回路ができてしまっているということです。
もし、本来使うべき使い方ではない、使い方で回路が作られてしまっていたとしたら……
ただ新しく回路を作る以上にモヤモヤすると思います(汗)
でも、そのモヤモヤを耐えて、ちゃんとした工程を繰り返せば、美味しいチャイが出来上がるように、
きっと体もすごく楽になると思います。
私が、そうだったので。
平均寿命と健康寿命
厚生労働省HPより
平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、平成22年で、男性 9.13年、女性12.68年となっています。
不健康な期間が10年以上も続くなんて……何だかショックじゃないですか?
ピンピンコロリなんて言葉もあるように、願わくば、終わりを迎える直前まで元気で過ごしたいと、私は思っています。
私がステージ4の乳がんでありながら、手術や抗ガン剤を使いたくないと思うのは、この想いが根底にあるからです。

それはさておき、自分の体を自由に動かせるということは、健康寿命には欠かせない要素だと思います。
何となく体がきつい、疲れやすい、やる気が起きない……というのは、もしかしたら日常的な動作でエネルギーを浪費しているせいかもしれません。
当たり前と思っていることにこそ、「本当にそうかな?」と疑問を持ってみるって、時代の転換期の今、とても大事なことだと思います。
自分のペースで前へ進む
今までの常識を捨てて、新しいことへ目を向けるのは、面倒くさいし、何だか怖い……。
でも、停滞することは、現状維持ではなく、後退する事を意味します。
なぜなら、時代は動いているから。
焦る必要はないから、自分のペースで前へ進んでいくことは大事な事だと思います。

子供の頃って、身の回りの全てのものが真新しくって、何だかワクワクしませんでしたか?
あの頃の感覚を思い出して、最後の瞬間までワクワクしていたい!そう思いながら、今日もチャイを淹れています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!