【アトピー歴39年】私の脱ステ4年目

どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


私は物心ついた頃からアトピーでした。赤ちゃんの時の写真は顔が傷だらけで、掻かないように手に手袋をはめられています。おそらくステロイドは1歳になる前から使用していたと思います。


どの時点から、アトピーというのかという細かいことは置いておいて、(乳児湿疹の段階でステロイドを使うことによりアトピーになるとも言われています)ざっくり考えると39年アトピーと付き合っているということになります。……長っ!


そして、現在、私は全くステロイドを使わない生活をしています。俗に言う「脱ステ」です。今年で丸3年が過ぎ、4年目に突入したわけですが、今の私の状態と気をつけていることなど記録も兼ねて書いてみようかと思います。※後半にはひどかった時の写真と現在の写真を比較して載せてます。


ただし、これは、あくまで私が自己責任のもと自分の体で試行錯誤しながらやっていることで、当たり前ですが、他の人にも合うとは限りません。そして誰かを批判するために書いているものでもありませんので、その辺はよろしくお願いします。

脱ステしようと思ったきっかけ


直接のきっかけではないんですが、やはり大きく関わっているのは、母の死です。


以前も書いたかもしれませんが、母は元々すごくパワフルで行動的な人でした。ただ、50代半ば頃から、原因不明の体調不良を訴えるようになりました。(更年期の影響もあったのかも)ちょうどその頃、人間関係でトラブルを抱えていてかなり大きな精神的ストレスもかかっていたと思います。(私と母の関係もあんまり良くなかった)


不眠から始まって、鬱になり、最後は自ら命を絶ってしまいました。鬱が直接的な原因だったかもしれないけど、始まりは原因不明の体調不良からだと思うんです。あの時、母に何がおこってたのか?なんで母が亡くならなきゃいけなかったのか?という疑問が私の中に生まれました。


もちろん、答えがわかったからといって母が生き返るわけじゃないんだけど、純粋に人間の体とか心について知りたいと思ったんです。そこから、ネットの記事やブログを読んだり興味がある本は片っ端から購入して読んだり、セミナーに行ったりし始めました。


そんな中、行き着いたのがくわのやすしさんのブログ。

自身の重度のアトピーをステロイドを
使わずに治しちゃったくわのさん


え、アトピーって治るん?と、衝撃を受けたのを今でも覚えています。


それまでも、アトピー治しました!って人をネットで見つけたことはあったけどやっぱりどこか「元アトピー感」は残ってしまってるんです。でもくわのさんはプロフィール写真見てもその「元アトピー感」感が全くない。


ちょっと、この人すごくない?!と一気に記事を読み、メルマガも全部読見ました。そうなってくると次は直接会いたいってなりますよね?(あれ?私だけ??)


くわのさんはセミナーをしていたのですが、京都在住の方なので、その頃は関西圏、東京くらいでしか開催されていなかったんです。今の私だったら、迷いなく京都まで行きますが、何しろその時は、お金を出してセミナーに行くってこと自体やったことがなくて、躊躇していました。


K-POPのコンサートのためなら東京まで行ったりしてたけどね(笑)


そんな時に、「福岡開催」のお知らせ。こりゃ行くっきゃないと迷わず参加しました。そこで、会った時の衝撃ったら。目の前にいるくわのさんは、ネットで見たのと同じ、全く「元アトピー感」のない肌をしていました。


アトピーって治るん?!からアトピーって治るんだ!!に変わった瞬間。


すっかり、くわのファンになった私は、その後京都のセミナーにも何度か行き、再び開催された福岡のセミナーにも行きました。何回行くん?(笑)


私が乳がんになったのを知って

「おー、来たねー!
またどーかして会いに行くわ(^ ^)」

とだけメッセージをくれて、本当に会いに来てくれました。乳がんだからって特別扱いせず、いつもと変わらず接してくれて、すごく嬉しかったのを覚えています。不定期ですが、セミナーをされていますのでアトピーの方は是非行ってみてください。

本も出版されています。



代替医療師vanillaさんとの出会い


私は、その頃、ヨガインストラクターの養成講座に通っていました。


その中で、世の中には、西洋医学だけじゃなく、たくさんの医療が存在していることを知りました。くわのさんと出会ったこともそうですが、この頃、私は薬っていうものに少し疑問を持ち始めていました。


くわのさんはステロイドを使わないであんなにキレイな肌になっている。かたや私は、ステロイドを塗ってもキレイとは程遠いし、なんならだんだん効かなくなって来ている。


そして母。入院までして、睡眠薬やら鬱の薬やらを飲んで、夜は眠れない、日中は薬の副作用でだるくて眠くて動けない。治るためにこんなに頑張っているのに全然良くならないと本人は言う。退院してから、早く治りたい一心で違う病院を受診して、そこで違う薬を処方され、それを飲んで胃を壊して……最後は亡くなりました。


薬ってなんのために使うんだろう?
私たちの体ってどうなってるのか?
母はなんで亡くなったの?
私のアトピーは治るの?



こんな感じで、疑問がムクムクと湧き出していた時に、同じ養成講座に通っていた友達から代替医療師vanillaさんのことを知りました。


その頃、vanillaさんは年間講座をやっていて友達はそれを受けていました。ちょいちょいセミナーを受け始めた私でしたが、1年間と言う期間とそうなると、それなりにかかってくる金額に即決はできず、とりあえず、単発という形で一回セミナーを受けに行ってみました。


そこで、また衝撃!(よく衝撃受けてるな、この頃(笑)


この人なら今の私の疑問の答えを教えてくれるかもしれないと感じて、思い切って年間講座を受けることに。その講座を受け始めたことで
脱ステを始めました。つまり、これが直接的なきっかけということですね。


vanillaさんの知識の深さは、言うなれば宇宙のようで(決して大げさではないと思うよ!)私のキャパをはるかに超えていますので、全てを理解したわけではありません。ですので、学んだことをここで伝えることは私にはできませんが、知識というより、生き方を学んだなって思います。


vanillaさんのブログHP(ホームページ)

aya.流ゆるゆる脱ステ


では、私が今現在やっていることと、3年経ってどのくらい変化があったのかをお伝えしていきます。初めにお伝えしておきますが、私はまだまだ、症状はあります。


夜寝ている間に掻いてしまうのでリネン類の毎日洗濯は欠かせませんし「アトピー感」ガンガンあります。日中でも発作のように痒くなって赤く熱を持って、ひいても皮膚が浅黒く固い感じ。落屑との戦いも日常茶飯事。


だけど、少しずつ改善していることも確か。それも、皮膚だけじゃなく、体全体がいい方向に向かっている(ガンも含めて)実感があるので、しんどいこともあるけど、続けています。


あくまで、一例であることを忘れずご覧いただけると嬉しいです。

・ステロイド、化粧水、乳液は使わない。


まあ、脱ステしているので、ステロイドは当たり前ですが(笑)化粧水、乳液も使っていません。理由は、界面活性剤を極力肌に触れさせたくないから。なので、界面活性剤が入っていないもので代用しています。


化粧水→ハーブウォーター
乳液→アルガンオイル+ココナツオイル



界面活性剤というのは、合成だろうと自然由来だろうと肌表面を溶かします。それは、悪いとか悪くないとかじゃなく、界面活性剤ってそういうものだから。水と油を混ぜようとしたら、どうやったって界面活性剤が必要なんです。だから、化粧水、乳液、クリームなど水分と油分が含まれているものには多かれ少なかれ入っています。


ちなみに、くわのさんは徹底的に保湿する派です。自分で納得いく化粧水と乳液を選んで朝、会社に着いてから、お昼休み、会社出る前、寝る前……だったかな、1日5回くらい保湿してたそうです。家でやる朝と寝る前は1時間以上かけてたって言ってました。(詳しくは、ブログや本を見てね)


もちろんやってみたよ、私も。でも、そもそも自分にあった化粧水、乳液が見つからない。そして、1時間保湿する根性がない(笑)そう、私のこの根性なしには多くの人が愛想つかして離れていきました(汗)今付き合ってくれている人たち、本当にありがとう。


それはさておき(笑)脱ステってね、ぶっちゃけキツイです。もちろん症状もだけど、時間がかかるんです。ステロイドを使ってきた期間とか、その人の症状にももちろんよりますが少なくとも数ヶ月、多くは数年かかります。


もちろん頑張ればその期間は短くできますが、私のように根性ない人間は、根を詰めすぎると続けられない可能性があります。そしてもう1つ、誰かに効果があったことが自分に効果があるとは限らないということです。


くわのさんもセミナーでよく言われていますが、あくまで、「くわのさんは」その方法で治ったってだけ。くわのさんの経験や知識を参考にして、自分なりの方法を探すことが大事なんです。要は「やってみなきゃわからない」ってこと。正解は自分で探すしかありません。


だから私は実際にやってみて、こりゃ、私にはちょっと無理かなと思ったのでやっていないというだけです。よく、やる前から「それで本当に治るんですか?」とかいう人がいるけど、それを確認するためにも、まずはやってみなきゃわかりません。何事もトライ&エラーです。


ただし、やるんだったら、自己責任、自分で納得したものだけをやりましょう。やるって決めた時点で責任は自分にあると思うけど、とりあえず飛びついて、よく考えずにやる人って上手くいかなかった時に「あの人が言ってたからやったのに効果がなかった」とか平気で言うんですよね……(汗)


責任転嫁しているうちは何も変わりません。反省しないから、改善しようがない。だから、そういう人ってまた新しいものに飛びついては、また失敗してそれを永遠に繰り返す。

そう、昔の私(笑)

ですので、自戒も込めて、自分で納得したものを、まずはやってみること。


先ほど私は、界面活性剤が好きではないからハーブウォータとオイルを使っていると書きましたが、ハーブウォーターだけつけてもどんどん蒸発していくし、オイルは表面に蓋をしているだけなので、ベタベタします。


すぐに服は着られないので一旦パジャマとか部屋着とかオイルがついていい服を着て少しベタベタを押さえてから着替えるようにしています。それはそれでめんどくさいです(笑)


全部パーフェクトなものなんてこの世には存在しないので、自分が重要視するのはどこかで選べばいいんじゃないかと思います。

・化学調味料は使わない。


うちには砂糖、塩、酢、醤油、味噌、みりん以外の調味料はありません。


砂糖は白砂糖ではなく、黒糖(加工黒糖じゃないよ)


塩は食卓塩じゃなく未精製のもの(なるべく天日干しのもの)


クリスマス島の海の塩(左)は、感動するほど美味しかったけど、ちょいとお高めなので、伯方の塩(右)とかでもいいと思います。



要は精製されてたり、余計なものが入ってなければよし。酢、醤油、味噌は出汁など余計なものは入っていないもの

有限会社ミツル醤油の写真

有限会社ミツル醤油の醤油。これも感動的に美味しい!→お取り扱い店

みりんは本みりん(みりん風じゃないよ)

←これは本みりんと料理酒が合わさった発酵調味料です



あ、あと、胡椒とか一味唐辛子とかはありますが、化学的な味がつけてあるものはありません。


vanillaさんの講座を受け始めてたぶん脱ステするより先に、だしの素とか、だし入り調味料的なものは全捨てしたんですよね〜。それまでは、化学調味料でほぼ全ての味付けをしていたので、始めは何食べても味がしなかった(笑)


でも、だんだんと舌が慣れてきて、今は昆布やいりこ、肉からでる出汁と味付けは塩のみでほぼいけます(笑)

・油はバターのみ。


て、いうのが、基本的に調理法が「茹でる」か「蒸す」のみなんです。私が料理が得意じゃないのも大いに関係ありますが(笑)つまり、油を使う機会がほぼない。


オリーブオイルやごま油を置いていた時期もあったけど、使い切る前に賞味期限が切れてしまうので買うのをやめました。ちなみに電子レンジも炊飯器もほとんど使わない。


最近はお米食べてないんですが、食べる時は、ポイントで買った、お米専用の土鍋で炊きます↓

カンブリア宮殿で見て欲しかったんだよねぇ。ちなみにお米を食べないのは、美味しすぎて食べ過ぎるからです(笑)


食べなきゃ食べないで平気なので。



・基本食べたいものを食べる。


こんなことを書くと、すごい頑張ってる人みたいに見えますけど、私のモットーは基本、食べたいものを食べるなので、お菓子が食べたい時は買ってきて食べるし、たこ焼き食べたい時は電子レンジもソースも使います。


どうしても今、ご飯粒が食べたければ炊飯器で早炊きもします。ただ、頻度は以前とは格段に減りました。それから、外食も普通にします。アトピーで手が痛くてとにかく水を触りたくなかった時は、ほぼ外食してました。


初めは、すごく頑張って体に悪いものを食べるのはやめようとした時期もありました。食事に気をつけてると、確かに体調はよくなります。

だけど、全然楽しくない!!

あれも食べちゃダメ、これも食べちゃダメって思えば思うほど不思議とどんどん食べたくなるんです。それで一気にドカ食いしちゃって食べた後に罪悪感……


SNSに写真をあげたくても「あ、アトピーのくせにこんなの食べて」って思われるかなって思ったり……(実際言われたこともある(汗)


疲れる!!




で、辞めました(笑)私、人生の楽しみの1位2位を争うくらい、食べるのめっちゃ好きなんです。好きなことを制限されて、しかもツライ事には耐えなきゃいけない。

……無理でした。

だから、基本好きなようにする。周りの声は無視する(笑)だって、もうどういう食事が体にいいのかはわかってるから。わかった上で自己責任でやっているから。そう、先ほども書いた通り、食事に気をつけた方が、体のためには絶対いいです。


高い化粧品使うくらいなら、ちゃんとした食事にお金を使った方が効果はあります。食べることにそんなに執着がないって人は是非やって見てほしい。体、変わります。


だけど、私みたいに食べることが趣味みたいな人は、あまりに厳格にやりすぎるとストレスで爆発してしまうので注意した方がいいかも。さっきも言いましたが、大事なのは何を重要視するかです。そこを見失わず、うまくバランス取ればいいんですよ。


何度も言いますが、外野の声は全無視で(笑)ここで、変に周りの目を気にして、そちらに合わせちゃうと、ツライ時に人のせいにしちゃってやーめたってなっちゃいますから。

・ビフォーアフター(写真あり)


では文章ばかりでもなんですので、ここで、一番ひどかった頃の写真と現在を比べて見ましょう。

アトピーの症状が出ている時のヨガインストラクターaya.の写真(顔)
アトピーの症状が出ている時のヨガインストラクターaya.の写真(顔)

この頃はマスクしないと外に出られませんでした。


お風呂でガサガサの皮を落とすと今度は真っ赤に(右)

ヨガインストラクターaya.の写真(顔)



で、今現在がこちら。



これ、ファンデーションとかは塗ってません。もちろん加工もしてません、iPhoneⅩのインカメで撮りました。ファンデーションは塗らないというか、怖くて塗れないてのが正直なところ。なので、毛穴とかシミとかはね……ゴニョゴニョ


今は、石鹸すらつかない生活をしているので、お湯で落とせるもののみ。眉毛書くくらいかな(笑)体に関しても基本は同じです。石鹸使わないっていうより、染みちゃって痛いので使えないっていう方が正しいかな。だから、それでも大丈夫なように対策してます。体の方は顔と比べると、もう少し時間がかかりそうな感じ。

ココナツオイルの消費量がすごいけど、コールドプレスで食品グレードのものを使っても、ボディーオイルなんかと比べたら安価だし、何よりも安心。



色々試してたどり着いた、現在の私の入浴法はこちら



ナチュラルクリーニング(合成洗剤は使わない)


これに関しては、正直効果はよくわからない。だけど、使うより使わない方がいいことは間違いないので実行しています。

ナチュラルクリーニングといえばこの方
本橋ひろえさん

セミナーに行きましたが、すごくわかりやすくて納得したので実行!と、言ってもこちらも厳格にはやってません(またか)



粉の洗濯石鹸、液体の洗濯石鹸試しましたがどうしても洗濯カスが気になって、今はマグちゃん+酸素系漂白剤で落ち着いています。私はココナツオイルまみれでお風呂に入るので、当然残り湯は使えないし、炭酸風呂も弱酸性で洗濯には向かないので、洗濯用に熱湯を湯船にためてホースで移してます。

治療について


特にアトピー専用(?)の治療というのはしていませんが、乳がんのために始めた自然療法がアトピーにも効果を発揮してくれている気がします。そもそも自然療法って局所的じゃなく全体を治していくっていう療法なので、アトピーにも効果があるのは不思議なことではないんですが。


ただ、何にでも言えることだと思うけど、治療だけで良くなったというよりも、ここまでに紹介した、色々なことがお互いに作用して現在の状態になったんだと思います。


現在ってあらゆるものが便利になって、スピード感が増していっていますが、人間って機械みたいに単純じゃないから何か1つのことをやって一瞬で変わるなんてことはほぼあり得ない。局所的じゃなく、包括的に瞬間的じゃなく、長期的な目で自分の体や人生を見ていかないといけないんじゃないかと私は思っています。


アトピーにしろ、ガンにしろ今、たくさんの人が苦しんでいると思います。病気になると不安だし、色んなものにすがりたくなるものです。だけどそこで流されないで自分が何を重要視しているのか考えてみてください。外野の声は基本無視ですよ〜(笑)


自分が重要視するものは自分にしかわからないし、自分で決めていいんですから。それができたら、不安ほとんどなくなると思います。私は不安、なくなりました。


病気とか病気じゃないとかに関係なく、自分の人生、自由に生きましょう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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