【どん底に落ちた時】の対処法〜行動編
どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!前回は私が、どん底に落ちた時のメンタルの話をしましたが今回は実際に行った行動についてお話しします。
もくじ
【どん底に落ちた時】の対処法〜メンタル編 | Pop Sick Life
どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です! 生きていれば、調子のいい時もあれば、悪い時もあります。そして、悪い時って、ホント、信じられないくらいに重なって来るもんなんですよねぇ……。 …
仕事を辞める
前回のお話でも触れましたが、母が亡くなって4ヶ月後には、入ってまだ1年も経っていない会社を辞めました。ご飯も食べたくないし、夜も眠れないし、ミスは連発、自分の判断に全く自信が持てなくなって、とても働けない状態になったので、辞めざるを得なかったという方が正しいかもしれませんが。
それまでの私の常識では次の仕事も決まっていないのに辞めるなんてあり得ないことでしたが、このままでは、自分が壊れてしまうと思ったので、思い切って辞めました。ありがたいことに、退職した翌日に友人から歯科助手として働き口を紹介してもらえて、パートとして働くことができました。
ところがその歯科医院は、経営状態が悪化して4ヶ月ほどで解雇に。そこからは失業保険をもらって、失業保険がなくなる頃にどうしようか……と考えていたら、たまたま知り合いの先生から声をかけてもらえて別の歯科医院で働くことに。結果的に私が仕事をなくすと次の仕事が向こうからやってくる感じで、その時にああ、仕事って辞めてもなんとかなるもんだなと思いました。
無駄なものは捨てる
私は今住んでいる家に9歳の時に引っ越してきました。母が亡くなったのは、私が34歳の時でしたので、その時点で25年間この家に住んでいたことになります。元は家族四人で暮らしていた家ですから、そこそこの広さがあります。
家の管理は母が一人でやっていましたから、4LDKの家のたった一部屋、自室以外はどこに何があるのか全くわからない状態。

そんな状態で母が突然亡くなってしまって、初めは母の葬儀で使う数珠がどこにあるのかさえわかりませんでした。(なんとか見つけたけど)なので、この家で暮らしていくのならば、まず、私はこの家のモノを把握しなければいけない。そう考えました。
先ほど書いたように、仕事を辞めてすぐ始めたパートも4ヶ月くらいでクビになったので、時間はたっぷりありました。
だいぶ後になってから、巷には「遺品整理」というサービスがあることを知りましたが、結局一人で家中のすべてのものに目を通し、一つ一つ自分で判断して処分するということを半年くらいやりました。
私は一人暮らしをしたことがなかったので家のものを全部出すってことを、それまでに一度もしたことがなかったし、もちろん遺品整理もしたことがありませんでした。
だけど、あの時はもう必死で、毎日毎日何かに取り憑かれたかのように出しては捨て、出しては捨てを繰り返していました。そうして家が片付いていくにつれ、自分の心の中も少しずつ整理されていくような感じがしました。全くできなくなっていた、「自分で判断する」ということも少しずつできるようになっていきました。
仕事を辞めて、家を片付けたらやりたいことが
見えてきた。
母が亡くなるまでの私って、自分が何をやりたいか全くわからなかったんです。と、いうか考えることすら放棄して、「どーせ、私には何もできないから」ってやる前から諦めていたんですよね。ま、それは私と母との関係性も大いに影響しているんですが。(それはまた、機会があれば……)
母を亡くしたことや仕事を辞めたこと、家を片付けたことによって私の中に余白が生まれたんですね。その頃からヨガについてや、人間の体や心のこと自然療法のこと、とにかく興味があることを学びたいと思うようになり、本を読んだりセミナーに行き始めました。
私が好きなミニマリストのしぶさんもよく「余白を大事に」と言っていますが、本当にそう思います。どういう経緯でこの本を知ったかは、忘れてしまったけど、これがしぶさんを知ったきっかけ。一気読みしました。
余白っていうのは、自分には必要ないものを削ぎ落としていくことで生まれてくるもの。そうやって、余白を作ることで初めて本当に自分がやりたいことが見えてくると思うんですよ。だから、自分を知りたければ、自分探しの旅もいいけれど、いらないものを削ぎ落とすってことが一番効果的だと思います。
どん底に落ちた時こそ、本来の自分を取り戻すチャンス
よく、「ピンチはチャンスだ」なんて言ったりしますけど、それは本当だと思います。今、世の中で成功している人も経歴を見てみると、何もしないで成功した人なんて一人もいなくて、それぞれに辛い時期を経験しています。
ただ、重要なのは、チャンスに変えられるかどうかは自分次第だということ。ゆっくり、自分のペースでいいから自分に必要ないものを削ぎ落として、自分に本当に必要なものを見極めることができればどん底は次のジャンプに向けてのステップになるんじゃないかなと私は思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!