頑張るから変われないのかもって話


こんにちは!Pop Sick Life
セルフマニュアルサポーターaya.です!


「頑張る」っていう言葉は、ポジティブに
使われることが多いけれど、個人的には
曲者な言葉だなって思っています。


それは「頑張る」っていうと
全て許される気になっちゃうから。


その罠にハマると、本来は変わるために
頑張っているはずなのに、段々と頑張ることが
目的になってきちゃうんですよね。


そうなると、「頑張ってる感」が
感じられないと、物足りなかったり
不安を感じたりするようになってしまうんです。


例えば、エクササイズとヨガ


わかりやすく、エクササイズとヨガを
例に出して考えてみようと思います。


ちなみに私はヨガインストラクターを
やってるのですが、

私はエクササイズとヨガって
全然別物だと思っています。


・エクササイズ
→心の入れ物である体を鍛える

・ヨガ
→心を鍛える
 心と、その入れ物である体を繋ぐ


どっちも体を使うことと、
ヨガが、どんどんエクササイズ化して
いっているので、その違いがわかりづらくは
なっていますが……


もっと言うと、エクササイズは

「ウエストが細くなった!」とか
「体重が減った!」とか
「筋肉がついた」といった

目に見える変化を大事にします。


短期間で目に見える効果が出るので、
「頑張ってる感」を感じやすい。


一方ヨガは、

呼吸とか
心の状態とか
自分の在り方といった


目に見えない変化を大事にします。


変化を感じるまでは
長い時間がかかりますし、目に見えないので
「頑張ってる感」は、ほとんど感じられないと
思います。


と、いうか、そもそもヨガ自体が
頑張らない練習だったりするので、

そりゃ、「頑張ってる感」は感じられないと
思います。


わかりやすくて結果がすぐ出るものが
好まれる現代では、ヨガがエクササイズ化するのは
仕方ないのかなと思うし、

そういうものだとわかってやる分には
全然アリだと私は思います。

まるで修行僧?!


ただ、今の自分を変えるのであれば、
今までやってきたことを変えて、さらに、
それをやり続けないといけません。


「頑張ってる感」を感じて得た変化は
それを感じなくなったら元に戻ります。


しかも人は、だんだん刺激に慣れていく
生き物なので、「頑張ってる感」を
感じ続けるためには
どんどん刺激を強くしていかなければいけません。


こうなってくると、もはや修行です。



強靭な精神力と肉体がある人なら
いいかもしれませんが、

そもそもそれがないから変わりたい!と
頑張っているわけですよね?


だから多くの人が一時的に変わったとしても
元に戻ってしまうのだと思います。


本当に変わりたかったら
外から強い刺激を与えるのではなく、

自分の内側にある繊細な感覚に
目を向け続ける必要があるんです。


ヨガはまさにそれをやることなんですよね。


先ほども言った通り現代のヨガは、
ほとんどがエクササイズ化されていますから

アーサナ(ポーズ)を取ることにフォーカスが
向きがちですが、アーサナ(ポーズ)って
ヨガのほんの一部でしかないんです。


その辺はヨーガ哲学を学ぶと良くわかります。


頑張るんじゃなく、気づく


私たちに必要なことは、変わろうと
頑張ることではなく、

自分がすでに持っているものに
目を向けて、本来の自分に戻ること
なんじゃないかなって思います。


今、私は占星術を学んでいますが、
星を読んでいると本当にそれを実感します。



私たちはもう、生まれながらにして
たくさんのものを持っているんです。


持って生まれたものは頑張ったからといって
変えることはできません。


自分は自分にしかなれなくて、
他の誰かにはなれないんです。


それを理解できた時、
本当の意味で変われるのかもしれないなあと
思う今日この頃です。