体の感覚に意識を向けるのは、ヨガをしている人だけの話じゃない。「自分を知る」には日常に意識を向ける
こんにちは。Pop Sick Life
セルフマニュアルサポーターaya.です。
今の自分に満足で、何も不満がありません
っていう人はいいのですが、恐らく
そんな人はほとんどいないと思います。
もちろん私も含めて。
なので、当然、みんな、今の自分を
変えようとするわけです。

その中で、よく言われるのが、
「自分を知る」
っていうこと。
これは私がヨガや占星術を通して
伝えたいことでもあります。
でも、急に
「自分を知る」
って言われてもよくわからないので、
ヨガでは
「自分の体の感覚に意識を向ける」
ということをするわけです。
でも、そう言うと、
「じゃあ、ヨガや瞑想を習わなきゃ……」
ってな感じで
「何か特別なことを始めなきゃいけない」
って思いがちなんですよね。
もちろん、それでもいいんですけど、
現代人って忙しいじゃないですか。

そもそも、現状に余裕がないせいで、
自分に意識が向けられなくなっているのに、
そこにさらに何かをプラスするって至難の業です。
だから、続かなかったり、
挫折してしまうと思うんです。
そしてその度に自己嫌悪に陥ってしまう……
でも、それって、意志とか根性の問題ではなくて、
さっきも書いた通り、
ある意味当然の結果なんですよね……。
もくじ
まさに、スポ根
日本にはどこか
「我慢が美徳」
って言う文化が根付いていて、
成功したり幸せになるためには、
歯を食いしばって
辛いことに耐えなければいけないっていう
空気を感じます。

私も以前はそう思っていて、そして
私はとことん我慢ができない人だったので、
自己肯定感が地の底でした……(汗)
でも、やっぱり同じように生きてきた母を
うつ病で亡くした時から
本当に我慢って必要なんだろうか……と
疑問を抱くようになりました。
続けられなければ意味がない
そもそも、今の自分っていうのは
これまでの習慣で作られているわけで、
それを変えたいのなら
習慣を変えなければいけません。
つまり、続けなければいけないってことです。
我慢しなきゃできないようなことを
続けることができるでしょうか。

中にはストイックで、我慢して頑張っている自分に
モチベーションが上がるって人もいますが、
実は、これってとても危険だと私は思っています。
なぜなら我慢してやっていることって、
必ずいつか限界を迎えるからです。
我慢して頑張っている私に価値がある=我慢して頑張れない私には価値がない
我慢して頑張る自分が
モチベーションになっていると、
頑張れない自分を
受け入れられなくなってしまいます。
私の母がまさにこのタイプでした。
我慢して頑張れば、多分、結果は早く出ます。
でもその結果を維持することは難しいです。

よほどの気力と体力があるなら別ですが……。
恐らく多くの人は、
どこかで力尽きてしまうと思います。
我慢しなくてもいいように、やり方を変える
我慢しなきゃ続けられないのなら、
そもそも、やり方が間違っているということ。
大変な現状に何かをプラスするから、
我慢が生じるんだと思うんですよ。

だから、プラスするんじゃなくて、
「今やっていることを変えてみる」
まずは、そこからスタートしてみたらどうでしょう?
つまり、日常生活の動作で
体の感覚に意識を向ければいいんです。
日々の何気ない動作に意識を向けてみる
通勤する時、仕事をしている時、
家事をしている時、
体の感覚に意識を向けながら動いている人って
ほとんどいないと思います。
でも、そういう時間って細切れではあるけど、
合計したらかなりの時間になるはずです。
これなら新たに時間を割く必要もなく、
しかも毎日続けられます。

むしろ週一回ジムに通って
それ以外の時間を無意識で過ごすより
よっぽど効果があると思います。
さらに、日常生活が楽に送れるようになるという
おまけ付き。
これだけでも、かなり変わると思いますし、
慣れて余裕が出てきたら、
新しいものをプラスするようにすればいいんです。
そうすれば挫折する確率もぐんと下がって
無駄に自分を責める必要もなくなります。
大事なのは足すことよりも見直すこと
何かをプラスすることは手っ取り早くて簡単。
でも、物も情報も、何もかもが増えすぎて
あふれている現代では、
「今あるものを見直す」ことが
本当にやらなきゃいけないことなんじゃないかな~
って思っています。
まずは、これを読んでいる今の
体の感覚に意識を向けることから
始めてみてください。
それが、「自分を知る」ための
第一歩です。