相手を変えたければ、まず自分が楽しむべし
どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!
私、再三このブログでも書いている通り、家事が苦手。まんべんなく苦手。
よく言えば、のんびり、おおらか。悪く言えば、面倒くさがり、ずぼら。
片付け方とか掃除の頻度とか特にこれといったこだわりもないので、油断するとどんどん部屋がカオスになります。
そして、耐えられない限界まできたら、ガーッと片付け、ザーッと掃除するって感じ。
しかし、我が弟は、そんな私の上をいく掃除片付け苦手系男子。今日は、そんな弟の話です。
神経細やかなズボラくん
弟は何度かこのブログにも登場しています。
今までは、私の乳がんを心配するあまりに「セカンドオピニオンなんていいから早く治療を始めて!」とか「どんな治療をしてもいいけど病院の治療はちゃんと受けてね」とか、かなり神経質なところばかりにフォーカスが当たっていましたが、実は、私以上に、おおらかで優しい人です。
そして……私以上に面倒くさがりでズボラ。
以前、一度だけ東京の家に泊まりに行きましたが、あまりの汚さにもう二度と行くまいと誓い、椅子の上で一夜を明かしました。(床が汚すぎて(笑))
外見も東京とは思えない風貌で、「○○荘」って名前がぴったりな、刑事ドラマに出てきそうな二階建てのアパート。ピンポンもありません(!)
彼はきちんと仕事をして、そこそこお給料をもらっているので、「家事代行してもらったら?」とか「引っ越したら?」とか言ってみてはいました。
そうすると、「そーだよねー」という返事が返っては来るんだけど、一向に動かない(笑)
正直あの散らかった、汚い部屋で日々の疲れは癒されているのか?!と心配になったりもしたんですが、住んでいるのは弟で、その本人がいいと思うなら私がとやかく言うことでもないかなと、放置(笑)していました。
転機はMBチャンネル
このように居住スペースに全くこだわりのない我が弟は、ファッションにもほとんど興味がありません。
学生時代は、ハーフパンツに学校指定の白のハイソックスにサンダルとか、ベージュのシャツのボタンを全部止めて、ベージュのチノパンを履いて、まるで作業員のつなぎのような格好とか、「おお……」って思うことも、しばしばでした(笑)
でも、それこそファッションなんて、人それぞれで正解なんてないから、ちょっと変な格好だよって言うのはわかっても、それをどうすればいいのは具体的にはわからない。
自分もわからないくせに、弟のファッションを母と二人でいつもバカにしてました。(ごめんなさい)
そんな、負い目もあって家のこと以上に、服のことは何も言えませんでした。そもそも、私だってセンスがあるわけじゃないしね(汗)
そんな時、YouTubeにはまった私は、とあるチャンネルを見つけます。それが、MBチャンネル。
MBさんの存在を知ったのは、ホリエモンチャンネル。
MBさんは、メンズのファッションバイヤーなんだけど、ファッションっていう抽象的なものを論理的に説明するっていう発想もすごいし、技術もすごい。
MBさんが掲げるコンセプトは、「ファッションが苦手な人をオシャレにする」
これ、たっくん(弟)に、ピッタリやん!と思って、早速弟にあくまで面白い動画としてシェア。
その後は自分でもシェアしたことを忘れていたんですが、年末帰ってきた弟の口から「ジャケット」と「セットアップ」がみたいから、ユニクロとGUに行きたいとの言葉!!!
興味が無、どころかマイナスだった人を、これだけ変えちゃうなんて……。MB、恐るべし……。
しかし、変化は服だけにとどまらず!
私たち、姉弟はお互い独身で、インドア派で、性格も似ているところが多々あるからか、結構仲がいい方だと思います。
かと言って、しょっちゅう連絡をとるわけではないんですが、ハマっているものを報告することがあります。報告したからどうなるわけでもなく、ただ言いたいだけ。(主に私が)
先ほどのMBチャンネルも、「これを見てファッションを勉強して!」なんていう意図は全くなく、「兄さん、いいの見つけましたで!!どうです?」(誰?)みたいなノリ。
同じようにミニマリストのYouTubeにハマって、手荷物を軽量化したり、家事を簡略化した話をしていたんです。
【乳がんミニマリストもどきaya.】の家事を手放してもいいんじゃないの? | S H Y ☆ ストレスホルモンヨガちなみに私が買ったハンガーはこちらの3つ 無印の肩ひもタイプはキャミソールを干したりする時ように買ったんですが、タンクトップを干す時は、これで干すと肩のところがしわになってしまいます。 MAWAハンガーはキャミソールでも全然すべらないので、肩ひもタイプよりもMAWAハンガーの方が個人的には使えると思います。 …
そしたらそしたら!あの、何を言っても右から左だった弟が、家のモノを減らし始めたというではありませんか!!
実家の片付けも、弟の分だけは手をつけていなかったのですが、今年の年末に捨てていいものの仕分けをしてました。おかげで、弟の服も吊るす収納にできそうです!!
やらせるんじゃなくて、やってみたいと思わせる
結局人って自分がやりたいと思わなきゃ、やらないんですよね。やりたいと思ってないのに、無理やりやらされそうになれば、かえって反発する。
「北風と太陽」みたいに、無理やりコートを脱がせようとするのではなく、脱ぎたい、脱がずにはいられない状態に相手を持っていくことが大事なんですよね。
そうするためには、MBさんがやったように、「わかりやすく」することが大事。
でも、一番大事なのは、それをやっている本人がいかに楽しんでいるかだと思います。
MBチャンネルを見てもらうとわかると思うのですが、ロジカルでわかりやすい以上に、MBさんの服やファッションへの愛情をヒシヒシと感じるんです。
じゃなきゃ、あの情報量を、あんな早口でとめどなく話せないですよね。
徹底的に分析をして、むちゃくちゃクールに語るMBさんの言葉や表情の端々に隠しきれない情熱を感じるから、ファッションにまるで興味がなかった弟のコートを見事に脱がせてくれたんだと思います。
片付けに関しても、母が亡くなって一発目にやった片付けは、苦しさとか義務感の方が大きかったけど、ミニマリストに憧れてやっている今の片付け(モノの見直し)は楽しさしかない。それが弟に伝わったのかなと思います。
私は、自分を変えることはできても、人を変えることはできないって思い込んでいたんだけど、自分が心から楽しむことが人をも変える大きな力を生み出すんだなって思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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