乳がんの私が思う、病気を抱える人の人間関係


どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


相変わらず、見てます、YouTube。今日ご紹介するのは、ミニマリストのやまぐちせいこさん。


病気になると人間関係で悩むこと、たくさんあります。


状況は違うけど、この動画の中でやまぐちさんが言っていることが、とても参考になると思ったので、乳がんの私の視点で書いていこうと思います。

真実はいつも残酷だ


2本目の動画の中でやまぐちさんが言われている言葉。これね、本当に的を得ているなと思いました。そうなんですよね、現実世界ではドラマや映画のように相思相愛というわけには行かないんですよ……。

・人の好意って時に凶器になる


1本目の動画の、「お店のイメージに全然合わない自作の絵を常連さんにプレゼントされ、しかもその絵を店の真ん中の一番目立つところに飾って欲しい」と言われてしまった話。この常連さんは好意でやったことなんでしょうが、でもそれがわかるだけにお店の方は困ってしまっているわけです。


病気になると、特にそれが命に関わるような病気であると「これがいいらしい、あれがいいらしい」とか、もっと言うと「こうすべき」とか「あれは絶対やるべきじゃない」とかとか……。


それはそれは、ありとあらゆることを言われます。


一つ忘れないで欲しいのは、一番ショックを受けているのは本人だと言うことと、実際に治療を受けてキツい思いをするのもまた本人だと言うことです。


病気を抱えながらも自分なりに考えた選択を否定されるとものすごく傷つきます。たとえそれが私のことを考えて言った言葉だとしても

「胸がなくなるくらい、髪が抜けるくらい……命とどっちが大事なの?」
「あなたのことを思うからこそ言っているの!」

でもこの言葉を言っている人は、実際に胸がなくなるわけでもなく、髪が抜けるわけでもないんです。それって冷静に考えたら無責任じゃないですか?


無意識に「自分は完全に蚊帳の外」だと思っているからこそ出てくる言葉だと思います。「私のため」を思って発せられた言葉に、私はずいぶん傷つけられました。

・好意を受け取るかどうかは、受け取る側が決めていい


好意って、喜んで受け取らなきゃいけないって義務感みたいなものを感じてしまうんだけど、よくよく考えたらそれって、言い方は悪いけど相手が勝手に投げてきたもの。


それを受け取るかどうかは受け取る側の自由だと思うんです。だから逆に、相手に何かしてあげようと思う時はそれを踏まえてやらないといけない。


その好意を相手が受け取らなかった時に怒りを感じたり、相手を非難する気持ちが生まれるのなら初めからやらない方が、お互いのためです。


受け取る側もしてくれたこと自体には感謝したとしても、実際受け取るかどうかは自分の気持ちを優先していいと思います。だって自分の人生だもん。選択権は常に自分にあるはずです。

盛大に嘘をつく


とは言え、あまりに直接的に断ってしまうと角が立ってしまう場合もあります。やまぐちさんも動画の中で言われているように、そういう時には嘘をつくことも一つの手だと思います。

・嘘は100%悪いものではない


嘘をつくというと、どうしても悪いイメージがつきまといますが、時には必要なものだと思います。


病気の時には、友人や家族、病院の先生との関係性はとても大事。一人で病気と向き合うのは精神的にも肉体的にもハードだからです。


私は薬、抗がん剤、手術をしたくないという希望がありました。西洋医学以外の治療も受けられる病院が見つかるまでセカンドオピニオンでもサードオピニオンでも受けようと思っていました。


でも私の弟は西洋医学の治療しか受け入れられない人。そして私のガンのステージが4だったこともあり、一刻も早く目に見える治療を受けることを望んでいました。


なので、とりあえずホルモン治療を始めましたが、それ以外の治療も同時進行で始めました。


そのことは敢えて病院の先生には伝えていませんし、友人にも伝えているのはごく一部です。弟は何となく感づいてはいますが、病院の治療を受けることを条件に黙認してくれています。


こじれるとわかっていながら、それでも真実を話す必要はないんじゃないでしょうか?もちろん嘘の程度にもよりますし、嘘がバレた時に相手に拒絶される可能性もあるけど相手との関係を続けたいが故についた嘘であれば伝わると思うんですよね。


もちろん、嘘をついたことに関しては、きちんと謝らなければいけないと思うけど、それで拒絶されたら、それまでの関係だったってことなんじゃないでしょうか?

・無理に白黒はっきりさせなくていい


世の中のことって、そうそう白黒ハッキリできることばかりじゃなくて、むしろグレーの方が多いんじゃないでしょうか?白よりのグレーだったり、黒よりのグレーだったりして、そこをお互いに擦り合わせながら人間関係って成り立っている気がします。


それでも自分の中に、これ以上は無理っていう境界線があって、その境界線は人それぞれ。だから、どうしてもその境界線を擦り合わせられない人とは、無理して付き合わない方がお互いのためなんじゃないかなと思います。


私自身は乳がんになったことで、とにかくエネルギーは自分の大事なものに注ぎたいという思いがそれまで以上に強くなったので、人間関係を整理することにあまり躊躇がなくなりました。


もちろん、擦り合わせる努力はしますが、それで無理ならスパッと諦める。もしも、縁のある人ならば今は離れたとしても時期が来れば、また繋がる時が来ると思うからです。


知り合った人、全員と仲良くするのは、どう考えたって無理。だから私は本当に大事な人にエネルギーや時間を費やしたいと思います。

まとめ


人間関係って本当に難しいですよね。何しろ人の悩みのほとんどが人間関係に起因すると言われているくらいですから。だから、自分の境界線というものを、何となく作っておいて、そこを侵された時には、例え相手が好意でやっていることであっても自分を守ることが大事。


でも、できるなら無駄に争わないっていうのは、賢い方法ではないかなと思いました。もちろん人それぞれやり方があるとは思いますが、私にはこの方法が合ってるなと思います。


やまぐちせいこさんの動画は他にも勉強になるものばかりなので、是非是非見てみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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