牡羊座の母と獅子座の娘
こんにちは。Pop Sick Life
セルフマニュアルサポーターaya.です。
母と私は、血液型も干支も同じ。
でも太陽星座は違います。
母は牡羊座。
私は獅子座。
(ちなみに月星座も同じで乙女座です)

占星術では相性も読めるのですが、
母の出生時間が不明なので、
私と母の相性を詳しく読むことはできません。
でも太陽星座って、
その人のキャラクターを強く表すので、
そこを比べてみるだけでも
面白いんじゃないかなと思っています。
もくじ
価値観は同じだが、行動パターンが違う
唯一違う太陽星座も、どちらも火の星座で
価値観は似ています。
違うのは行動パターン。
牡羊座は活動宮で
「生み出したり始めること」が得意。
獅子座は不動宮で
「維持したり続けること」が得意。
価値観が似ているので、
話し合うことができればうまくいく関係です。

そう、話し合うことができればね……。
これを知った時、
私と母が共依存になってしまった謎が
一つ解けた気がしました。
決めつける母、委ねる娘
私たち親子は話し合うっていうことが
できなかったんです。
なまじ価値観が似ているので、
母は私のことを全部理解していると、
そして私自身も母の方が私のことを理解していると
思い込んでいました。

そんな状態だったので、何をするにも、
私の意見を聞くことなく母が全部決めていました。
私自身も自分で決める気などサラサラなく、
全部母に聞いていました。
火事の牡羊座
牡羊座って、自分というものを強く持っています。
競争心も強く、常にNo.1を目指す。
人にどう思われるかよりも、自分の道を
突き進むタイプ。
一代で事業を立ち上げ、成功した人や
企業のトップなんかは牡羊座の方が多いです。

逆にいうと自分を客観視することは苦手。
せっかちで勢いも強いので時には
周囲を巻き込んで迷惑をかけることも……。
牡羊座の火は火事です。
たき火の獅子座
対して獅子座は牡牛座と同じように
自分はあるんだけど、
人に注目されることで輝けるし、
何ならみんなで一緒に輝きたいと思うタイプ。

褒められて伸びるタイプなので、
意外と気にしいな一面もあります。
勝ち負けには、そんなに執着がありません。
どちらかというと、みんなで仲良く楽しみたい。
獅子座の火は焚き火です。
母強し……強……すぎ……
例えば、私たちが親子でなく、友達のように
対等な関係で出会っていたら、
うまくいったのかもしれません。
だけど、子供だった私の火は、
母の火の勢いに対抗できず、
完全に呑まれてしまいました。

そしてさらに、月星座の乙女座。
乙女座は超有能秘書。
人のサポートをさせたら右に出るものはいません。
ただし、その性質が強く出過ぎると、
何でも完璧に管理したり把握したりしないと
気が済まなくなってしまうんです。
私は子供の頃、とても体が弱かったので、
それが乙女座の性質を強く出させる原因となり
共依存になってしまったのかもしれません。
勝ちたい母と楽しみたい私
母に
「あんたは、負けん気がないからだめなのよ!
負けたくないって思わないの?!
1番になりたいって思わないの??」
って言われ続けてきました。
でも私は、本当に勝ち負けに興味がないんです。
それよりも楽しいかどうかの方が大事。
あの頃は勝ち負けに興味がないことを
ずっと悪いことだと思っていたけど、
「なあんだ、ただの性質の違いじゃないか」
と気づいて、すごく楽になりました。

もう少し、母が私の話を聞いてくれたら、
そして私も、
もう少し自分の意見を母に伝えていたら、
違った未来があったのかもしれません。
結局、なるようにしてこうなった
でもそしたら、今の私はないわけで……。
大好きだった母が苦しんでいるのを見たからこそ、
それまでの生き方に疑問を持つことができたのだし、
自分が抑圧されていたからこそ、解放された、今、
幸福感を感じることができているんですよね。

しんどかったけど、やっぱり私たち親子の経験は
必要な経験だったのだと今では思えます。
親子だって違う人間
親も子もそれぞれ違う人間で、
どんなに似ていても違うものを持っている。
どんなものを持っているのかを知るのは、
自分自身にしかできないんです。
例えば、私が誰かの星を読んだとしても、
私ができるのは
星から読み取ったヒントを伝えるだけ。
そのヒントを元に答えを見つけるのは、
その人自身なんですよ。

時には見たくないところを
見なきゃいけなかったりもするけど、
影があるから光に気づくことができるんです。
影もひっくるめて自分なんですよ。
自分自身の全部を受け止められた時、
人生がガラリと変わりますよ。
さて、今日は、この辺で終わります。