幸せにいきたければサイコパスになればいいんじゃね?って思った話


どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


突然ですが、サイコパスって聞くと、何を思い浮かべますか?


私は精神異常者とか猟奇殺人、例えば「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士とか……そんなイメージを持っていました。


そんな私のイメージを一掃してくれたのが、こちらの本。

サイコパス秘められた能力

サイコパス秘められた能力

  • 作者:ケヴィン・ダットン/小林由香利
  • 出版社:NHK出版
  • 発売日: 2013年04月



サイコパスとそうでない人との間に明確な境界線はない。


実は誰しもサイコパス的要素は持っていて、どの要素がどれくらい強いかによって、サイコパス度が高いのか低いのかを判断するものだそう。


そして、そのサイコパス的要素を状況に応じてうまく使いこなすことができれば、絶体絶命のピンチを絶好のチャンスに変えることができるとか……。うーん興味津々。

そもそもサイコパスって?


では、サイコパス度が高い、いわゆるサイコパスと言われる人たちはどんな人たちなのか??


一言で言うと恐怖や不安をあまり感じない人だそう。本の中の例を借りて説明すると、

鉄道のトロッコが線路を猛スピードで走っている。その先には五人の人間が線路に縛られていて逃げられない。幸い、スイッチを切り替えれば、線路の分岐点でトロッコを五人がいる場所とは違う方向にそらすことができるーただし、代償が伴う。そちらには別の人間がひとり縛られていて、トロッコはその人間をひき殺すことになる。あなたはスイッチを切り替えるべきだろうか?

この状況でどうするべきか、ほとんどの人は決めるまでに少し迷う。スイッチを切り替えるのは必ずしもいいことではないが、この功利主義的な選択肢ー五人ではなくひとりを死なせるーは「不本意ながらも他よりはましな選択」ではないだろうか。〈中略〉ただし今回はあなたは線路の上にかかる橋の上で、とても大柄な知らない男の後ろに立っている。五人を救う唯一の方法は、知らない男を突き落とすことだ。男は確実に死ぬだろう。それでも大きな体がトロッコを止めるはずだ。あなたは男を突き落とすべきだろうか。

サイコパス 秘められた能力より




どちらの例も五人を救うために、ひとりの命を犠牲にすることは変わりないのですが、二つ目のケースの方が、より躊躇すると思います。


それは、自分で直接手を下すことにより、一つ目のケースよりもさらに良心の呵責に苛まれるから。


ところがサイコパスは、感情に左右されないので、どちらのケースでも瞬時にひとりを犠牲にする方を選ぶそうです。結果多くの命を救うことができる。


このようにサイコパスは、ともすればパニックになって、思考停止に陥ってしまいそうな状況であればあるほど、冷静になり的確な判断を下せるという性質があります。


優秀な、企業のCEOや、弁護士や外科医はサイコパス度が高いそうです。


恐怖という感情は、いつ敵が襲ってくるかわからない原始時代には、とても大事な能力でした。恐怖心のおかげで些細な物音や変化にも警戒するので命を落とす確率が減るからです。



でも現代の私たちは、いきなりライオンに襲われたりして命を落とすことはありません。それなのに恐怖という感情はそのまま残っていて、それが私たちの判断を鈍らせる原因になっているのです。


サイコパスの11の特性


①冷酷
②恐怖心の欠如
③衝動性
④自信
⑤高い集中力
⑥重圧下での冷静さ
⑦精神的な強さ
⑧魅力
⑨カリスマ性
⑩共感性の低さ
⑪良心の欠如

サイコパスにはこのような特性があり、火加減を調整するように、特性のツマミを状況に応じてうまく調整できる人は、先ほどの優秀なCEOや弁護士や外科医のような人。


この特性のツマミが全て強火になっていて、調整が全くできないと、ハンニバル・レクターになるというわけ。


11個もあるとなんかわけわからなくなるんですが、要は自己評価が高く、感情や他人に流されず、冷静な判断ができるってこと。

サイコパスと聖人は紙一重⁈


過去に起こったことを悔やんだり、未来に起こるかもしれないことを恐れたりしていては、ここぞという時に集中できません。


サイコパスがそんな離れ技ができるのは常に「今ここ」に集中しているから。


サイコパスが、サイコパスたる力を発揮する時って、すごくリラックスしているのに頭は冴えわたっている、スポーツ選手でいうゾーンに入っているような状態。


いわゆる瞑想状態です。


実際、徳を積んだ僧など、いわゆる聖人と言われる人たちとサイコパスでは、

・冷静
・マインドフルネス
・恐怖心の欠如
・精神の強靱さ
・新しい経験への開放性
・功利主義
・一点集中力/意識変容状態
・精力的
・独創性
・執着のなさ

これらの同じ特質が見られるそうです。


サイコパスと聖人、一見対極にいそうな人たちに、こんなにも共通点があるって興味深い。陰極まれば陽になるってことなんでしょうか。

動けないのは、周りに集中しすぎているから


幅が1メートルの板の上を歩くにしても、高さが1メートルくらいであるなら誰でも歩ける。しかし、それが高度1000メートルの上空となると……怖くて歩けないだろう。でもなぜか?幅は同じ1メートルなのに。

理由はもちろん、高度1000メートルでは板だけに集中できないからだ。おそらく板のことなんかには全然集中できない!板以外のあらゆることに集中してしまうのだ。

サイコパスに学ぶ成功法則 あなたの内なるサイコパスを目覚めさせる方法


私たちは周りの人や環境に気を取られて、自分の足元の板を見失ってしまいがちです。でも、そうなるとそこから動けなくなってしまう。


初めに書いたように私たちには、誰でもサイコパス的要素を持っています。


そのツマミをうまく調整して足元の板だけに集中すれば、今、やるべきことが自ずと見えてきて、そこに全力を注ぐことができます。

今を生きよう


空気を読まず、他人の目は気にせず、感情に流されず、過去への執着も未来への不安もなく、ただ今を生きる、サイコパス的な生き方って今の私たちに一番必要なんじゃないかと思います。


まだまだ、サイコパスには程遠いですが、実際私は今、これに近い生活をしてみて、今まで生きてきて一番楽しいし自分の人生を生きている実感があります。


今までの生き方を変えるのって抵抗があると思います。本能的に人間は変化を嫌う生き物だから。だけど、思い切ってサイコパスになろうとしてみてください。


きっとビックリするくらい楽しくて自由な世界が待っていると思います。


こちらの本もオススメ↓

サイコパスに学ぶ成功法則

サイコパスに学ぶ成功法則

  • 作者:ケヴィン・ダットン/アンディ・マクナブ
  • 出版社:竹書房
  • 発売日: 2016年07月


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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