【私は○○で乳がんになった】じゃ、治すには……


どーも、こんにちは!アトピーで乳がんだけど元気にヨガインストラクターしているaya.です!


私、乳がんになって1周年を迎えました。診断を受けた時は、ガーン(笑)となりましたが、1年経ってみて思うことは、あれ?私1年前より元気じゃね?ってこと。

ガン誕生までの人生


私のガンが1番初めに見つかったのは2015年のこと。良性との診断だったんですけど、その時のしこりが3年かけて悪性になってしまったので、やはり誕生は2015年と言うべきでしょう。


私にとって2013年〜2015年は人生の大転換になる事件が起こった年。


それまでのほほーんと何にも考えず生きて来たのに、母が鬱病になり1年も経たずに自殺してしまって、そこから祖母の世話(といっても、グループホームに入ってくれていたから、手続きしたりとか、面会に行ったりとか、月一病院に連れてく程度だったけど、自分のことしかしてこなかった私には、かなり負担だった)を一人でやることになりました。


やっと色々落ち着いて立ち直って来た時に、祖母が脳梗塞で亡くなりました。
母が亡くなってもう少しで半年経つというころ。

母鬱病→2013年
母自殺→2014年
祖母亡くなる→2015年

で、私のピノコは(私のガンの名前(笑)この2015年に生まれました。うーん、ストレス、絶対ストレス。

早期発見でなくてよかった


巷では、乳がんは早期発見で治る病気なんて言われてますが、それには語弊があるのでは?と私は思っています。恐らく、早期発見なら手術で、ガン細胞を取り除けるからって意味での「治る」なんだろうけど高確率で再発するでしょ?


そして、その予防と称して術後、抗がん剤やホルモン治療するわけじゃないですか。それって「治る」と言えるのかなぁって思うんです。しかも早期発見ってことは、自覚症状がないのに手術したり、抗がん剤を使うことになるわけで、そうなると副作用等でキツい思いをしないといけない。


それってホントに必要な治療なの?って私は思っちゃうんですよね……。乳がんの早期発見で手術した方の話を本で読んだんですけど、その方はほとんど自覚症状がなかったけど、早期の乳がんが見つかって、手術して、その後抗がん剤治療して……トータル5年治療に費やしたそうです。


その方の場合はそれでちゃんと元気になられたから結果的には良かったけど、ご本人が言ってた言葉がすごく印象的でした。

「私、元気だったのに……」

元気だったのに、がんが見つかって、治療という名目で5年も辛い思いをした。私のあの5年は何だったんだろうって今でもモヤモヤしてると。これ、私も同じ考えなんです。ただ、私の場合はガンとわかった時、すでにステージ4で4.8センチまで、しこりが成長していたので、すぐに手術はできなかったんですね。


だから、助かった。手術するにしろ、しないにしろまずは、しこりを小さくしないといけないから、いわば猶予期間を与えられたわけです。

ストレスフリーな生活をすることが治療になる


現在、行っている病院での治療はホルモン治療です。リュープリンという注射をおなかに打ち、毎日1回1錠、タモキシフェンという錠剤を飲む。それだけ。しかも通院は3ヶ月に1回。リュープリンを打ちに行き、薬をもらうだけ。たまに、これにプラスしてエコーとか採血とかありますが……。12月は経過を見るためCTもとります。


それ以外には、ごしんじょう療法、ホメオパシーのレメディー、フラワーエッセンスもやってます。この辺の治療に関しては、説明がすごく難しいので、この場では省きますが、ごくごく簡単に言うならば、体が本来持っている自分で治ろうとする力を引き出してくれる治療って感じです。


それに加えて、心掛けていること、それは、「ストレスを感じることは極力しない」ということです。幸い、実家暮らしなのと、貯金や生命保険の一時金などがあるので、すぐに生活に困るということはありません。


なので仕事も、ヨガインストラクターのみで、かなりゆったりと働いています。必要になれば、歯科助手の経験もあるし、パートでもすればいいかなーと思っています。ただ、収入が少ない分、支出を減らさなきゃなーとミニマリストさんのYouTubeとかを参考に、最近は色々、生活の見直しをしています。とはいえ、それも楽しんでやっています。


先程も書いた通り、私のピノコ(しこり)は育ちすぎていたので、まずは小さくする必要がありました。初めに通っていた病院では、有無を言わさず「抗がん剤を使う」と言われました。私は、そもそも手術とか薬に抵抗があって、とりわけ抗がん剤だけは使いたくないと思っていました。


私はヨガインストラクターなので人前で体を動かすのが仕事です。手術をすれば今までのようには動けなくなるかもしれないし、抗がん剤を使えば髪が抜けてしまうし、副作用で動けなくなるかもしれない。今が、元気なだけに、治療のためとはいえ、わざわざ自分の体にダメージを与えることは、私にとって大きなストレスだと感じました。


でも、その初めに通っていた病院の先生には「あなたがどうしてもホルモン剤がいいっていうなら使ってもいいけど、効かないよ?」って言われちゃったんです。そこまで言われちゃうと、抗がん剤は嫌だとは言いにくくて、一時は覚悟を決めました。


でも、セカンドオピニオンを受けた、今、通院している病院の先生は、「あなたの今の生活を考えたら、まずはホルモン治療かな」って言ってくれたんです。なので、その言葉を聞いた瞬間に転院を決めてました。


結果、一年経った今、私は元気にヨガインストラクターを続けています。ピノコ(しこり)は1.5センチ小さくなりました。もちろん、たまたまかもしれないし、消滅したわけじゃないのでこの先どうなるかはわかりません。


でも、効かないと言われたホルモン治療で1.5センチ小さくなって、しかも元気なんですよ。これは、薬だけの効果じゃなく、ストレスフリーな生活があったからこその結果じゃないかなと私は思うんです。だって効かないって言われたんだからねぇ……(しつこい)

ストレスケアこそ、最大の予防なんじゃないか?


そもそも、私が病気を作り出す最大の原因がストレスなんじゃないかと思い始めたのは、母の死がきっかけ。私の母は、鬱病になって自殺しちゃったんですが、鬱病になる前に立て続けに原因不明の不調を起こしていたんですよ。そして、ちょうどその頃、親戚とのいざこざがあって、かなりのストレスを抱えていたんです。


母が亡くなった後で、あの不調は何だったんだろうと色々調べたり勉強したりしたけど、結局原因がわからず……。で、ふと思い返したら、いざこざが起こった時期と、不調が始まった時期が見事にリンクしてたんですよね。


その時にモヤモヤしていた頭の中の霧がスッと晴れて、「あ、ストレスやん。絶対そうやん」って思ったんです。そうこうしているうちに、今度は自分が乳がんになって、その時は一旦ストレスのことは頭からぶっ飛んじゃってたんだけど(おい(笑))


死を意識した時に、「嫌なことはやりたくない」って思ったことで結果的にストレスフリーな生き方を選んでいました。意図せず、自分で人体実験して、ほぼ確信してます。病気はストレスでできている。

病気の人も、そうでない人も自由に生きられる世界になったらいいなあ


【Pop Sick Life】は、私の病気との向き合い方や、生き方を発信するために作りました。と、言っても、それがそのまま他の人に当てはまるとは思っていません。だけど、私の経験が同じ病気で苦しんでいる人や、昔の私みたいに、なんか生きづらいと思っている人たちのヒントになればと思っています。


そして、病気だろうが、そうでなかろうが、誰に遠慮することなく、自分がいいと思える選択ができる世の中になって欲しいなあ……そうなったらストレスに押しつぶされる人が減るんじゃなかなあ……私の発信がその小さなきっかけの一つになったらいいなあという、儚い願いもあります(笑)


私1人の力は小さいけれど、何もしなければ何も変わらない。今、できることを一つずつやっていこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!