ワクワクとストレスの話


こんにちは。Pop Sick Life
セルフマニュアルサポーターaya.です。


ワクワクストレスは、今、
私が生きる上で1番大事にしていることです。


ワクワクは文字通り
ワクワクすることをするってこと。


そしてストレスは
いいストレスを増やして、
悪いストレスを減らす
ってこと。


いい、悪いっていう表現は、
あまり好きではありませんが、わかりやすいので、
今回はあえて使ってみます。


↓YouTubeはこちら↓



母の死は人生の転機


私は34歳の時、母を亡くしています。
この出来事は私の人生の中で
大きな転機となりました。


この時まで、私はワクワクを抑えて我慢することが、
一人前の大人になること
だと思っていました。


それは1番近くにいた母が
そうやって生きていたから。


でも、私は母のようにはなれず、
ワクワクを抑えきれないことが、よくありました。


そうすると決まって

「いいよね、あんたは。好きなことができて」

と言われてしまうので、

「大人になってワクワクすることをしているのは、
いけないことなんだ」

と思い込み、母の前ではそういう姿を
見せないようにしてきました。


そうして平和な時を過ごしていたのですが、
ひょんなことから究極の
ワクワクを見つけてしまったのです。

20代後半でK-popにハマる


それはK-popでした(笑)


それまで私は何かに夢中になるということが
なかったのですが(一時的にハマってもすぐ飽きる)

K-popの威力は凄まじかった……
(今は無事、卒業しましたw)


コンサートやイベントがあれば、
福岡だけでは飽き足らず、

広島、大阪、神戸、東京あたりまで
遠征するのは当たり前。
(地元以外の日程に参加することを遠征といいますw)


コンサートに行きたいあまり、
それまで1人で旅行なんてしたことなかったのに、

飛行機やホテルの予約の仕方を覚えて、
電子チケットの使い方を覚えて……。


ワクワクのモチベーションって、
今振り返っても凄まじいものがあります。


そして、直接的ではないにしろ、
これが母と私の決別の原因になったんです。


とある日の夕方、事件は起きた


ある日、福岡でお目当てのグループの
イベントが行われることになっていました。


運がいいことに、抽選で当選して参加できることに。


ただ、その日は福岡に台風が、
それもちょうどイベントが開催される時間に、
直撃する予報が出ていました。


でも、中止にも延期にもならず
開催されるとのことで、
私は迷わず会場に行きました。


ワクワクしながら開場を待って、
いよいよ入場が開始された時、母から電話が……。


「明日仕事なのに、台風がくるっていう日に
出かけるなんてあり得ない」

というような内容を
ひたすら電話口で怒鳴られ続け、
テンションは駄々下りに。


とはいえ、しっかりイベントには参加して、
台風も大したことなかったので普通に帰宅しました。


でも母と顔を合わせたくなくて、
ご飯を作ってくれているのは知っていたけど、
母が寝るまで待って台所で1人、夕食を食べました。


その頃の私にとってK-popは、つまらない毎日の中の
唯一の楽しみ
でした。


それを台無しにされたことで、
本当に腹が立っていた私は、次の日の夕食も

母と顔を合わせて食べる気にならず、
また母が寝るのを待つことにしました。


すると、台所で
ガシャーンガシャーンと音がして……。


それまでも何度も何度も
同じような経験をしていたので、

母が私の分のご飯を捨てているんだ
容易に想像がつきました。


母が寝てから台所へ行くと
流し台に捨てられたご飯と

「そんなに私の顔が見たくないなら、
私が作った食事も食べてくださらなくて結構です」

という置き手紙……。


置き手紙も母の得意技の一つ。


それまでの私だったら、そこで母に謝って
なんとか許してもらおうとしていたのですが、

その時、何かがプツンと音を立てて切れました。


私の人生が、お母さんの人生になってしまう


このままじゃ、私、
ずっとお母さんに人生をコントロールし続けられる
と気がついたんです。


何でも母に決めてもらっていた私が、
その日を境に、母に何も言わなくなりました。


初めはいつもの喧嘩とタカを括っていた母も
だんだんと私が離れていこうとしていることに
気がつき始め、

それと時を同じくして眠れなくなり、
そのままうつ病になり、
翌年自ら命を絶ってしまいました。


K-popが発端というのが、何とも情けないので、
書くかどうか、ちょっと躊躇しましたが、

K-popはキッカケにすぎなくて、
遅かれ早かれこうなっていたと思います。


「〜べき」で、自分も周りも縛っていた母


母にはいつも「こうあるべき」という
物凄く厳格な枠組みがあって、自分も周りも
それから外れることは悪
だと思っていました。


だから常に我慢していたし、
私に我慢を強いていた
んです。


でも、我慢ってまさに、
悪いストレス
だと思うんですよね。


母はワクワクを抑えつけて、
悪いストレスを積み重ねて
いっていたんです。


私が離れていこうとしたことで
不眠から鬱になったと書きましたが、

実は、その前から少しずつ体調に
異変が起き始めていました。


それなのに、検査してもどこにも異常がない。


母が亡くなった後、
その原因を知りたかったのもあって
代替医療の勉強を始めました。


行き着いた答えは、ストレス。


だから私は自分がガンになった時、
1番大事なことは悪いストレスをなくすこと
だと
思ったんです。


小さなワクワクに気づく


そしてもうひとつ、大事にしているのが
冒頭で書いた通り、ワクワクすること。


あの頃はだいぶワクワクを抑圧していたので、
K-popくらい刺激が強くないと
ワクワクを感じられなくなって
いました。


でも、今では日々の何気ない生活の中に、
たくさんのワクワクを
見つけられるようになってきました。


最近、Instagramの「ごはんアカウント」の投稿を
褒めてもらうことが多いんです。


あれを書く時の私、
めちゃくちゃワクワクしてます(笑)
だからそれが伝わるんだと思います。


そういうふうになれたのは、

やりたくないことを辞めて自由に生活することや、
みんなと違う方法でガンと向き合うという

選択をしたからです。


初めは、その選択をすることに不安もありました。


でもその不安はワクワクを手にするための、
いわゆる「いいストレス」
だったんですよね。


私はまだガン患者だし、アトピー患者だし、
この先どうなるかはわかりません。


でも、現時点では、
これが私の正解だと思っています。


ワクワクとストレスの力って、良くも悪くも
私たちが思っている以上に大きなものだと
私は思うよって話でした。


長くなりましたが、これで終わります~。